キメセクファイル/ユウコ1

 「キメセクファイル/サツキ」を読み返してたらパンツがガマン汁でビタビタのラオですこんにちは。俺もまだまだ若いなーハッハッハ!

 サツキの話はまだ続きがあるんだけど、同じ相手とのキメセクはヤッてる内容もほとんど同じだからねー、それはまた次回ということにして、今回は俺が「ウタ」という名前で遊んでいたころの話を書きますか。もちろん半立ちビタビタで。


 今回の主人公はユウコさん。俺の最後のキメセク相手にして、腰を振っていた時間の最長記録を叩き出したという、恐ろしく相性が良かった人。

 初めて会って別れたその次の日には、「すごかった」「今思い出してる」「したいよ」なんて、淡々とした文章ながらも熱烈なお誘いメッセージがジャンジャン届いたけど、俺のルールで「ケミは月に1回まで」と決めてたから少し待ってもらってたんだよ。そしたら仕事が忙しくなって数ヵ月が過ぎちゃってね、そろそろ会いたいなーなんて派手にネタを入れた悪いタイミングでおうちにケーサツが来て拉致されちゃったのさ。そんでしばらくして出てきたころには連絡先もわからないってゆーね。

 まぁ今は逆にそれで良かったと思ってる。そう思おうと頑張ってる、って感じかな。女かクスリか、キメセクに対してなのか、俺の未練の軸がどこにあるかなんてわからないけど、「クスリはやめた」とうそぶく元ジャンキーなら、みんな同じように発狂手前でなんとか踏ん切りを付けて、ヤジロベーみたいに「もうやめた」と「やっちまおうか」の真ん中でグラグラしながらつまらなく生きるしかないんだよね。

 前置きが長くなったな。作文することによってガス抜きしているヤジロベーな俺だが、よければまた付き合ってくれよ、狂気のキメセクの話にさ。


 ユウコに会ったのは1月の終わり頃だったと記憶している。確か「江東区からです 誰かいますか? ユウコ」みたいな短文の書き込みにメールを送ってみたら、「今からがいいです」ってすぐ返事がきてさ、こんな夜更けに東京かよ…って思いながらもいそいそと出掛けたわけ。

 なんかテンションも上がり切らないまま登り電車の最終で向かってたら、そりゃもうピロリンピロリンとユウコからひっきりなしに催促のメッセージが来るのよ。「今どこ?」「まだ?」「待つの好きじゃない」とか、どんだけ切れ目なんだよ、ちょっとヤベーやつに当たったか?なんてイラつきつつ、それでもキメセクのためだって自分に言い聞かせながらつとめて優しい言葉遣いでやり取りした。

 待ち合わせのコンビニに着いたのは、もう1時をまわったころ。タクシーの運ちゃんと話しながらユウコを待っていると、青になった交差点をテクテクとこちらへ向かってくる女が見えた。

「ウタさん?こんばんは」

 タクシーへ乗り込んで来たのは、ぽっちゃりした体型に地味な服、後ろで結んだ黒髪とクリクリした目が印象的なメガネのお姉ちゃん。ユウコは、どこからどう見てもシャブなんてやりそうもない、本当にどこにでもいそうな普通の女だった。