~ 追い打ちの果てに2 ~
サツキいわく、以前はラッシュを染み込ませたティッシュペーパーを鼻に当てて吸わされたらしい。「ボーっとなって気持ちよかった」なんて言ってるが、ラッシュの真骨頂はまるで別次元のところにある。ボーっとなるなんて、そんなチャチな言葉で表現できるはずがねーんだ、本気を出したアイツのパンチ力は。
今にも彼女のおっぱいと自分のチンコへ手を伸ばしそうな状態ではあるが、ラッシュをやるとなれば話は別だ。俺はマグの形をしたガラス瓶とストロー、そしてハサミと粘着テープを取りだし、またチマチマと細工を始めた。
瓶のフタの中央にハサミで5ミリほどの穴を開け、そこへストローを挿し込みテープで固定する。フタに対して直角にすること、そして瓶の真ん中あたりにストローのケツが来るように固定することが重要だ。そしたら瓶へラッシュを丸一本ドバッとそそぐ。有機溶剤は皮膚に付くとただれるから、瓶の外側に垂れたりしないよう、そこだけは十分に注意する。もし吸うときにラッシュが手に付いて、それに気付かずチンコなんてコスってみろ、あとで本当に大変なことになるからな。念のためティッシュで瓶を綺麗にフキフキしたら、ストローが内壁に触れないよう丁寧にフタをかぶせて完成だ。
たったこれだけの作業でも、まさに滝のように汗が流れ出る。今はそれこそベッキベキのキキメだ、何をやっても楽しいに決まってるが、瓶から漂うラッシュの香りが今から訪れる究極的快楽を容易に想像させ、楽しさとムラムラで気が狂いそうになる。
とめどなく溢れ出る肉欲を「俺は紳士…俺は紳士…」なんて抑えながらサツキの方を向いたら、グッタリとした体に掛かっていたはずのガウンが完全にはだけてるじゃねーか!追った先に裸の女とラッシュ…これはもう紳士ぶってられる状況ではない。俺は興奮でカラッカラになった口から「じゃ、行きますか」とカスカスの声をようやく絞りだし、ラッシュの入ったマグとサツキの腕をガシッと掴んでベッドルームへ向かった。
サツキをベッドサイドへ座らせてからマグをサイドテーブルへ置くと、彼女はガウンを羽織ったまま枕元までモゾモゾと移動して横になり、ニヤニヤしながら俺へ体を寄せてきた。ガウンから逃げた温かい乳房が俺の腕にフワリと当たる。そして俺の左肩に顔を乗せると、彼女は左手の指で俺の首から胸をなぞり、そのまま腰にあったタオルを優しく剥ぎ取った。
その快感たるや凄まじい。まるで肌をナイフが切り裂いていくかのように鋭い心地よさだ。それだけで声が漏れる。サツキを見ると、俺の反応にニヤニヤと楽しそうだ。たまらず彼女の匂いを感じながらおでこにキスをした。そしてついに彼女の手が俺のモノへ届くと同時に、彼女は俺の肩をペロリと舐めた。
サツキはしばらくそうして俺への愛撫をやめなかった。頬や乳首にキスをしてきたり、舐めたり噛んだりと、種類の違う攻撃が続く。そして左手は俺のモノやその下の袋をサワサワ、カリカリと、縦横無尽に刺激するのだ。
息も絶え絶えで改めて彼女を見ると、ハァハァと熱い吐息を漏らし少し上気した切ない表情でこちらを見つめていた。薄く閉じた猫目、俺の肩へかかるショートヘア、頬からアゴにかけて流れる綺麗な曲線、そしてセクシーに半開きになっているポッテリとした赤い唇。シャンプーとケミカルの匂いにグラグラと煮え立つような肉欲が俺を支配する。
このかわいい唇で、俺をもっと気持ちよくして欲しい。キミの愛撫がもっと欲しい。体を好きにいじられながらそんなことを考えていると、サツキはゆっくりと起き上がり、またニヤリと笑ってこう言った。
「ラッシュ吸っても、いいんですよ?」